ダージリン急行、それはインドでありながらフランスでした
踊らないインド映画
インド映画というとザックリ分けて
- いわゆるインドで作られた映画
- インドが舞台の映画
があります。インド人が主役のインド以外の国での映画、っていうのもありますが。マダムインニューヨークとか。(最高の映画なのでそのうちまた見てレビューでも書こうと思います!)
さて、ダージリン急行は後者です。3兄弟がインドを通りチベットまで旅をする、いわゆるロードムービーです。
このタイトルでもあるダージリン急行がすごく素敵なのです。ブルー系の車体に内装も紺碧にピーコックグリーン。そしてオレンジ色のソファ。
おしゃれ&おしゃれ&おしゃれ。特別仕様車というのも納得。
おしゃれという点ではルイヴィトンのトランクなど、オーダーメイドのものを3人が父親の遺品として持っているのですがそれもすごく素敵。
このトランクが「どこからきてどうなるのか」を見届けるのがこの映画の主題なのかも…?
あらすじはあらすじ
内容はあらすじの通りです。繰り返される列車内外でのトラブルに兄弟げんか、会いたいのに会えないお母さん、でもあらすじなんてあってないようなもの…という感じもします。
あえて言うなら空気感を楽しむ感じ!あとインド美女!
最後にはエンドロールの音楽とともに、さわやかな気持ちになれること間違いなしです。
誰かに見せたくなる映画、とまではいかないけど、もう一度見たい映画でした!
素敵なインド映画3選。