幼稚園児と行く初めてのバレエ鑑賞
新国立劇場でくるみ割り人形を鑑賞することに
娘が先月幼稚園のお遊戯会で「くるみ割り人形」をやったのです(前フリ)
そしてつい先週、オペラをみたいなーと思いチケットぴあを眺めていたら「あ!くるみわりにんぎょうってかいてある!」と隣りにいた娘がいいました。良く見るとバレエ。バレエは私も子供も観たことがないので、どうかなーと思いつつもチケットが二枚取れたので観に行くことにしました。
事前にやったこと
ストーリーを確認する
そもそものあらすじも難しいものではないのですが、お遊戯会での内容は更に端折った部分が多いのでどんな内容なのかを確認して説明しました。これは内容がわからないとすぐに飽きる可能性が高いし、質問攻めになったとしてもその場での説明は不可能であると思ったからです。
バレエの「くるみ割り人形」を動画で見る
バレエがどんなものなのか、果たしてどの程度集中して見られるか、というのを確認しました。
それからどの場面で既知の(お遊戯会で流れたりした)音楽が流れるかも確認しました。また、事前に演目を観ることによって「あ、これみたやつだ!」という気持ちにもなります。子供はずっと知らない/何が起こっているか分からない場面が続くと飽きてしまう反面、自分の知っている音楽が流れるとぱっと反応して集中出来たりするのです。
事前に観た感じでは一部を終えて二部のあたりからややダレてはきましたが、一部の休憩時間を挟むのでなんとかいけるかな?と言う感じでした。
観劇のルールを説明する
席を立たない、前のめりにならない、飲んだり食べたりしない、おしゃべりはしない、その程度の基本的なルールを言い聞かせました。
という訳で昨日行ってきました
初めてのバレエでしたが、一番最初に思ったことは「音楽も踊りも楽しめてすごくお得なんじゃないか?」ということでした。生音のオーケストラを聴けるなんて幸せなことだなぁ…と。バレエは音もなく軽やかに高く跳び、しなやかに体を動かして、すべての所作が美しかったです。
気になる5歳児の反応ですが「たのしかった!」とのことです。何が楽しかったのかと聞いたのですが「それはわかんない」という返答…5歳児らしいといえばらしいのかな。また「あんなにくるくるくるくるまわるのがすごかった!」とも言っていました。
事前にやっておいたことは役に立ちました
飽きは一部と二部の後半それぞれそれなりにきていましたが、ヒソヒソ声で「まだ?」と声をかけてくる程度で通常の声を発することはありませんでした。拍手も拍手が起こった時には熱心にしていました。
鑑賞のルールの飲食禁止やおしゃべり禁止は守れましたが、やはり時間が経過すると背中が椅子から離れてしまいました。その都度私がトントンと合図をしては直し、と言う感じでした。幕間の休憩時間にも繰り返して言い聞かせはしましたが…。
この辺は慣れ?それとももうちょっと分かりやすくて子供向けな観劇コンテンツなら大丈夫?難しいですね…。
それから事前に水分補給とトイレ、軽くおやつを食べさせました。同じように幕間にも行いました。開場後は休憩場所もトイレもやはり混雑するので開場前に余裕を持って来場して色々と済ませるといいかもです。
ともあれ知っている場面になるとパッとオペラグラスを舞台に向け、私と目が合うとニコニコして楽しそうにしていたので、5歳なりに楽しんでいたようで良かったです。
…ただ、まぁ私は相当に気を遣って観たのも確かなので、自分が観たいものは一人で当面は観に行きたいなぁと思いました。おしまい。
以下、昨日の写真。
初台駅。道順が非常に分かりやすかった。方向音痴でも迷わない!
クリスマス終わってもクリスマス感たっぷり!
新宿は快晴!
文化、すてき。
こんな予備校通いたい。
ご飯食べたらもう夕方でした。